携帯電話やスマートフォンの普及で、最近は腕時計をしていない人も見かけるようになりました。
しかし、ビジネスシーンでは腕時計は必要な場面も多く、特に接客に携わる人にとっては、大切なアイテムになります。
接客業の人が身に着ける腕時計のポイントは次の通りです。
1.高額すぎない事。
これは相手(お客様)よりも高価な物を身に着けない、という接客に携わる人の基本的なわきまえとなります。
高価で華美な腕時計をして接客にあたった場合、殆どは嫌悪感を与えてしまいます。
但し、高額商品を扱う店舗、ブランド店等では、その商品に応じた品位と価値のあるものを身に着けたほうが好印象となる場合もあります。
2.華美でないこと。
販売しようとする商品、提供しようとしているサービス、提案しようとしている物、本来はそちらに注目していただくべきところ、華美な時計をしていた場合、相手は時計のほうに注目してしまいがちです。
また、装飾がありすぎると、布製品にひっかかったり、提供する食品に部品が混入したりと、思わぬ事故に繋がることがあるので気をつけましょう。
腕時計を選ぶ際には、上記2点を踏まえたいものですが、他にもポイントがあります。
文字盤が見やすいことや、職種によっては秒針の付いているものが必要な場合もあります。
上記を踏まえてなるべくシンプルな、主張しないタイプの腕時計を使う、或いは用意しておくのが良いでしょう。
また、文字盤に目立つような大きさのブランドロゴが印字されているものもありますが、接客相手がそのブランドを好ましく思わない事もあります。
一般的にはロゴが目立たないようなものが相応しいです。
ただし、ブランドロゴや、華やかな時計によって、相手との会話が弾むこともあります。
これは身に着ける人の職種や職場環境によって大きく違います。
接客にあたる際、手元は相手から良く目につきます。
一般的な時計を身に着けていても、丁寧にお手入れされた時計のほうが好印象を与えます。
革製のベルトの場合など、ほつれや汚れが目立たないよう、また金属製のベルトも時折拭いて身につけましょう。
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