間違った接客用語に注意

接客用語の基本と様々な業界での接客用語

時代の移り変わりとともに、言葉も変化していくのは致し方のないことです。
ですが近年では、明らかに誤った使い方の言葉が氾濫しているように思います。
特に指摘されることが多いのが、間違った接客用語の使い方です。
コンビニエンスストアやファーストフード店など、比較的若いアルバイトの方がいらっしゃる店舗でその傾向が強いようです。
敬語に慣れていない若者だからと大目に見る人もいますが、やはり多少なりとも不快感を覚える人が多いのは事実です。
正しい接客用語を使いこなすと、それだけでぐっとお客様の印象がよくなります。
お客様の反応がよければ、接客する方も気分がよくなり、更に笑顔で接客ができていいことずくめです。
この機会に、言葉遣いを見直してみましょう。

よく指摘される間違った接客用語としては、よろしかったでしょうかが挙げられます。
注文したメニューなどの確認の際に使われる言葉ですが、日常生活ではまず使わない表現です。
そのため、接客の場面で使われると、違和感や不快感を覚える人が多いようです。
また、お会計時にお金を受け取る際、何円からお預かりします、という言い方もよく使われる表現です。
会計金額は預かるものではなくいただくものですから、余分に出された場合には何円お預かりします、と言うのがスマートです。
ちょうどの金額を出された場合な何円頂戴いたしますというのが正しいです。
何何のほう、や何何になりますというのも嫌われる言い方です。
ほうという単語を抜くだけで言葉遣いはぐっとスマートになりますし、なりますもですやございますという言葉に置き換えるだけで正しい言葉になります。
正しい接客用語を身につけて、お客様に不快感を与えないようにしたいですね。

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