買い物をする際、何となく入りにくい、思わず入ってしまうの違いがあるのは何故でしょう。
それは既にスタッフが声をかける前から接客は始まっているからです。
まずはお店に活気を出しましょう。
通りを通るお客様への「いらっしゃいませ」の声かけ。
この際、ただ声を張り上げるのではなく、お店の外に目線を配りながら、心からの挨拶をします。
次に、店内ではどのような動きを演出出来ているでしょうか?レジ前で何人ものスタッフが固まって、ぺちゃくちゃお喋り。
これでは、お客様も遠のいてしまいます。
商品整理をしつつ、店内に動きを出しましょう。
勤務先が百貨店などであった場合は、他店でお客様が何を手にとっているか?好みや好きなブランドなどを観察しておくのもいいでしょう。
本日お買い求めになっているブランドのショップバックなども手がかりになります。
これらを行うことで、いざ来店された時お勧めしやすくなります。
さあ、お客様の来店です。
にこやかにお出迎えの声かけをし、お客様に商品を見てもらいましょう。
最初からべったりく付いてしまうのはNGです。
ただ、全くの無関心と思われないよう「何かございましたら、お声かけて下さいね」などの軽い声かけは良いでしょう。
何色でお探しか、アイテムは何か、柄物か無地か、じっと我慢で観察の時です。
お客様が商品を手に取って、まじまじと見たり、鏡の前に立った際、初めてファーストアプローチが始まります。
ファーストアプローチをする際には、その商品の最大のポイントをお勧めします。
素材の知識やディテールの特徴など、お客様には知り得ない情報であれば、驚いて貰えるきっかけにもなります。
「こちらのカーディガンはくるみボタンになっていて、一つ一つ柄が違っているんですよ。
」などといったように。
その後、お客様のお探しになっている商品や目的などへと話を進めていきます。
いかにお客様が相談しやすい雰囲気を作ってさしあげられるかが大事です。
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