接客時の手の組み方について
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接客をするうえで、お客様を待っている時などには手を前で組む姿勢を取るように指導される企業が多いと思います。
後ろで手を組んでしまうと、威圧感があったり、攻撃的なイメージが湧いてしまうので、接客には向いていない姿勢です。
待機中には手を前で組むことが自然な姿勢と言えるでしょう。
ではみなさんは手を前で組む時は右手と左手のどちらを上にしますか。
一般的な基本のマナーでの手の組み方は左手を上にします。
多くの人の利き手である右手を隠すことで攻撃はしませんという意味を表しています。
それは昔は利き手である右手を隠すことによって、刀などの武器が取れないようにしていることから来ていると思われます。
仮に利き手が左だったとしても、左を上にするように指導される企業が多いと思います。
しかし、例外で利き手である右手が上にあった方が、お客様からの要望にすぐに応えられるとして、右手を上にするよう指導される企業もあります。
前者も後者もどちらが正しくて、どちらが間違っているなどではなく、それぞれの接客のタイプに合わせた姿勢で、どちらもお客様にとって良い印象を与えられるように考えられています。
接客では、お客様に対する言葉遣いや対応のマニュアルも大切ですがこうした手の組み方などの細かい配慮も大切です。
すべての接客において、業種も関係なく共通して使用される姿勢ですので、手の組み方ひとつでも企業の指導に沿って正しい姿勢でお客様を迎え入れることが大切です。
いままで何気なく手を組んでいた方は、一度この機会に姿勢を見直してみてはいかかでしょうか。