接客においてのパーソナルスペースについて。

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接客業を行う販売員にとってまず始めに必要とされる事は、お客様との距離の取り方について学ぶ事です。
お客様によって近付いても不快にならない距離は異なりますので、その距離感を瞬時につかむ事が出来るようになる事は、販売を行う上でとても大切な事になります。
他人に近付かれると不快に感じる空間の事は、一般的にパーソナルスペースと呼ばれています。
心理的な縄張りを示す言葉としても使われているように、このスペースを乱されると防衛本能が働くと言われています。
つまり始めて会ったお客様に早い段階で近付き過ぎると、その方の防衛本能が働いてしまい拒絶されてしまう事もあるという訳です。
最初に拒絶されてしまっては、その後の接客も当然難しくなってしまいます。

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このような事態を避ける為には、お客様にアプローチを行う段階から注意する事が大切です。
ファーストアプローチと言われる最初のお声掛けを行う際も、お客様を驚かせる事がない様に、まず自分の存在をお客様に認識してもらう事から始めます。
その後、お客様の反応を伺いながら徐々にお客様との距離を近づけていく事が上手なアプローチと言われています。
一度、パーソナルスペースに入る事を許してくれたお客様と言うのは、徐々に販売員に打ち解けていってくれるケースが殆どです。
ですので販売員も、アプローチの時よりも打ち解けた雰囲気で接客を行う事が大切です。
お客様が打ち解けてくれたというのは、販売のチャンスを与えてくれたと言う事にも繋がりますので、与えられたチャンスを逃さぬように接客を行う必要があると言う事です。

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