丁寧語のつもりで間違えやすい接客用語

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接客のときの敬語のなかで、意外と間違えやすいのが丁寧語の使い方です。
尊敬語と謙譲語は、それぞれ「相手に対して使う」「自分に対して使う」という明確な基準がありますので、一定のルールさえ憶えれば上手に使えるようになります。
しかし、丁寧語は「どこまでが丁寧語になるのか」といったような基準がわかりにくいため、やたらと名詞の頭に「お」を付けてしまい、かえって変な言葉遣いになっている、というようなケースが多いのです。
また、丁寧語のつもりで「間違った接客用語」を当たり前に使っている人も多く、現在ではそれがごく一般的なことになりつつあります。
それでも、間違った接客用語を気にする人はたくさんいますので、使わないように気を付けましょう。

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間違った接客用語として特に多いのは、「よろしかったですか」「よろしかったでしょうか」というものです。
お客様からの注文を確認するときによく使われるのですが、これは「よろしいですか」「よろしいでしょうか」、あるいは「間違いございませんか」と言うのが正しいです。
これと同じくらい多いのが、「〜になります」という言い方です。
たとえば、「お会計は1000円になります」「こちらがご注文の商品になります」といったように使われることが多いです。
こちらは、シンプルに「〜です(でございます)」と言うのが正しいです。
無理に丁寧語を使おうとしてこうなってしまい、それがいつの間にか広まって当たり前になりつつある、というのが現状です。
だからこそ、正しい言葉使いで接客ができると、お客様からの印象がグッとアップします。

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